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波動とは、簡単に言えば、宇宙のあらゆるものが持っている「固有の振動エネルギー」のことで、私たちを含む物質を形成する最も小さい素粒子のバイブレーション(振動エネルギー)をそのように呼んでいます。この世界のもとをたどると、言葉も、音も、私たちの体も、そして宇宙に至るまで、小さな素粒子の集合体により形作られていると言われています。ひとつひとつの素粒子は振動しており、その振動エネルギーでお互いが調和・共鳴し、目に見える現象、見えない現象を引き起こしているのです。 この振動エネルギーに乱れがあると、その乱れがまるで波紋のように徐々に広がり、それが時間の経過とともに細胞レベル、臓器レベル、肉体レベルとだんだん大きな乱れを引き起こして不調和を引き起こしていきます。それは心身の不調であったり、何となく運が悪い、物事が上手くいかない、といった形で現れることもあります。心身や運気を整えるには、このエネルギーの乱れを早めに修正することが大切なのです。 これらのエネルギーは肉体や物質のみに留まっているかといえばそうではなく、各次元階層におけるエネルギーフィールドに情報が蓄えられていると考えられています。それらの情報のある場のことを「情報場」「形態形成場」などとも呼びますが、私たちはこれを「共鳴磁場」と呼んでいます。エネルギーフィールドの情報が先に変化し、それがいずれ物質化してくるという考え方から、この世界での健康や幸せや運気などというものも、このフィールド、つまり「共鳴磁場」情報を正常な状態に近づけておくことで手に入れられるのではないかと考えられています。実際に見えない世界のことを説明するのはなかなか難しいですが、原因となる共鳴磁場のエネルギーを調整することで、結果として現実の状態が変化することが数々の報告によってわかってきています。
私が波動を語る上で外せないのは、故・江本勝先生との出会いです。初めて江本先生と出会ったのは1994年。その頃、海外からMRAという共鳴磁場測定器を日本に知らしめた江本先生は、この世界は波動によって作られている、という考えを提唱され、そこから波動ブームが始まりました。20数年前、初めて先生のお話を聞いた私は「これは将来、面白いことになる!」とワクワクを感じずにはいられませんでした。これこそが宇宙の真理に繋がる道だ、と感じたからです。しかしあまりにも先進的で現実からかけ離れた提唱でもあったため、当時の日本の科学者などにとっては受け入れがたいものだったようです。 しかし、それが真実だと思った江本先生は、その後、何とかこの目に見えない「波動」の世界を多くの人に伝えていく方法はないものだろうかと考え、雪の結晶がふたつと同じものがないことをヒントに、水も凍らせたらその結晶はそれぞれ違う形になるのではないかというインスピレーションから、「水の結晶写真」の撮影技法を編み出したのです。 この手法は多くの方の心に納得と感動を呼び、水の結晶写真や書籍「水からの伝言」は日本だけではなく、逆に海外で拍手喝采を浴び、世界各国で講演活動を行なうようになり、まさに時の人となって行ったのです。 3.11の東日本大震災で被災、怪我をした私は、命の尊さや限りある命を知り、これから先の人生、自分の納得のいくことをやり、後悔のない人生を生きたいという思いから、時を経て江本先生の会社の門をたたき、波動の学びを請うことにことにしたのです。そして江本先生より直接波動についての学びを深め、2014年「国際波動インストラクタースクール」にて資格を取得しました。残念なことにその年の秋、これが江本先生より直接学んだ最後の機会となりました。そして不思議なことに、先生が生前行われていた「祈りの力」の授業を引き継ぎ、現在もスクールにて授業を行うことになったのです。 現在では、社会的権威のある学者が水の情報記憶の研究や実験を繰り返した結果、ノーベル生理学・医学賞学者の故・リュック・モンタニエ博士のDNAテレポーテーション、水の研究の第一人者ワシントン大学のジェラルド・ポラック博士の第4の水の相の実験の成果などを通して、水が情報を記憶することが証明されてきています。
これらは、波動の世界的権威、故・江本勝先生が考案し、世界的に有名になり、書籍や写真集などにもなっている「水の結晶写真」の一部です。江本先生は見えない情報をなんとか目に見える形として捉えることはできないかと考え、水に文字や写真を見せたり、音楽を聞かせたり、祈りの力を届けたりして、その水を凍らせることで情報を固定化して保持させ、結晶がどのように変化するのかの実験を繰り返し、また水道水や聖地などの天然水の結晶がどのようになるのかなど、数々の実験を行いました。
その結果、美しい言葉を見せた水からは美しい結晶が見られ、逆にネガティブな言葉を見せた水からは、美しい結晶は見られないという傾向があることがわかりました。また、水道水などは美しい結晶ができにくいこともわかってきたのです。そしてそれらを「水の結晶写真」として世界に発表したのです。言葉という振動エネルギーが水に与える影響、そして水はそれらの情報を保持することを見える形にした実験のひとつです。このことによって「波動」という開設難しい見えない世界のエネルギーを誰が見てもわかるような形にして世界へと伝えたことにより、多くの国々から絶賛されることになったのです。
私たちが普段「からだ」と言っているのは物質としての肉体であり、その物質的な肉体と重なるように、そこにはエネルギーとしての波動の身体が存在します。一般に「オーラ」などと言われているものはこのエネルギーボディの低層階の生体エネルギーの状態の良し悪しを表しているのです。この生体エネルギーが枯渇して、高次の生命エネルギーである魂が物質的肉体と離れるときが「死」なのです。肉体と生命エネルギーが別れるとき、私たちは人生の終わりでもある「死」を迎えますが、肉体から離れた魂は永遠であると言われています。 物質的な領域に一番近いところにあるエーテル体は一般に「生体エネルギー・気の体」といわれるエネルギーボディです。このエーテル体は肉体とほとんど重なっており、毒素・ウイルス波動、霊的な憑依のエネルギーなどが共鳴して入ると言われる波動領域のエネルギーボディです。 東洋医学では「ツボ」といわれるエネルギーの集まるポイントを中心に、それをつなぐように気が流れる道を「経絡(けいらく)」といいますが、気功などで言うところの「気」という概念は、波動的にはエーテル体のエネルギーのことを指します。 アストラル体はいくつかの目に見えない身体を構成しているエネルギーボディの中間層のひとつであり、エーテル体より少し波動領域が高いところに存在する「感情の体」といわれるエネルギーボディです。ネガティブな感情のエネルギーがここにたまるとエネルギーがよどむと言われており、このアストラル体のネガティブな波動がもとになってエーテル体に毒素波動、ウイルス波動などを引き寄せます。もともと「アストラル」とは「星の」「星のような」という意味の形容詞であり、宇宙とつながる階層のエネルギーボディとも言われている、とても重要なフィールドです。 その外側にはさらに波動の精妙なメンタル体やコーザル体があり、メンタル体は小さなころから長年積み重ねられてきた思いの癖や心の状態、性格を作り上げる精神の鋳型となります。またコーザル体はより精妙なフィールドとなり、今世(誕生から死まで・現在の人生)を超え、さらに前世や過去世から持ち越してきた人生の課題・カルマなどの情報が刻み込まれている高次のエネルギーボディになります。魂と呼ばれる高次の生命エネルギーはこのコーザル体であると考えられており、いずれのボディも私たちの物質認識能力をはるか超えたところにあるため、実際に見たり、認知することは難しい領域です。 現在は技術が進歩し、実際に会わなくても、また地球上のどこにいてもリモートで相手のエネルギーフィールドの状態を測定したり、エネルギーフィールドを修正したりすることができます。これらが遠隔ヒーリングであり、遠隔共鳴磁場測定なのです。このようなセッションやヒーリングを通して、アスリートであればより高いパフォーマンスを上げることができ、運気や健康状態が乱れる前にチェックして調整することができるようになるのです。 ※病気の診断や治療などについては医師の診察をお勧めしています。共鳴磁場測定や遠隔ヒーリングはそれらに代わるものではありません。
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