手を用いてエネルギー体に触れるハンドヒーリング

更新日:2023-05-08

ヒーリング

ハンドヒーリングは、手を使い、あるいは手からエネルギーを放出するなどの手法で自然なエネルギーの流れを活性化させ、身体や心の健康を促進する手法です。この記事では、ハンドヒーリングの手法や効果について、わかりやすく解説します。

ハンドヒーリング手法のいろいろ

ハンドヒーリングは、古代からさまざまな文化や宗教で行われてきた治癒法の一つです。ヒーラーは、手を用いてクライアントの身体やオーラ(エネルギー体)に触れ、癒しのエネルギーを送ります。主な手法には以下のものがあります。

レイキ(Reiki)

日本発祥のハンドヒーリングの一形態で、ヒーラーは手を使ってクライアントの身体にエネルギーを送ります。レイキはリラクゼーションやストレス解消に効果的であり、身体や心のバランスを整えると言われています。

ヒーリングタッチ(Healing Touch)

総合的なハンドヒーリングの手法であり、ヒーラーがクライアントの身体に触れることでエネルギーを送り、心身の癒しを促進するセラピーです。ヒーラーは手を用いて身体のエネルギーを感知し、バランスの妨げとなるブロックを解消するための手法を使用します。ヒーリングタッチは、痛みや炎症の緩和、筋肉の緊張解消、ストレスの軽減、免疫力の向上など、さまざまな効果が報告されています。

クラニオセイクラルセラピー(Craniosacral Therapy)

クラニオセイクラルセラピーは、欧米の伝統的なハンドヒーリングの一形態です。ヒーラーは軽いタッチや圧を用いてクライアントの身体に働きかけます。特に頭部や脊椎の周りのエネルギーフローに注目し、緊張をほぐしたり、身体のバランスを整えたりします。クラニオセイクラルセラピーは、ストレス緩和や痛みの緩和、リラクゼーションの促進に役立つとされています。

シャクティパット(Shaktipat)

シャクティパットは、ヨーガやタントラの伝統に基づくハンドヒーリングの手法です。シャクティパットでは、ヒーラーからクライアントに直接エネルギーが送られます。このエネルギーの転送により、クライアントの内なるエネルギーが目覚め、バランスや覚醒が促進されるとされています。

プラーナヒーリング(Pranic Healing)

プラーナヒーリングは、身体やエネルギー体の治癒を促進するための総合的なハンドヒーリングの手法です。プラーナとはサンスクリット語で「生命力」や「エネルギー」を指し、プラーナヒーリングではこの生命力やエネルギーを活用して健康とバランスを回復させることを目指します。

セイクレッドタッチヒーリング(Sacred Touch Healing)

セイクレッドタッチヒーリングは、身体、エネルギー、心のバランスを回復するための総合的なハンドヒーリングの手法です。ヒーラーは手を使ってクライアントの身体やエネルギーフィールドに触れ、癒しのエネルギーを送ります。セイクレッドタッチヒーリングでは、特定の手の動きやタッチを用いて、エネルギーブロックの解消や流れの促進を行います。ヒーラーはクライアントの身体やエネルギーフィールドをスキャンし、不均衡や異常なエネルギーパターンを感じ取りながら、手の動きやタッチを調整します。

他にも様々なヒーリングの形状があります。

ハンドヒーリングの期待される効果

ハンドヒーリングの効果は、個人によって異なりますが、以下のような効果が報告されています。

  1. ストレス緩和:ハンドヒーリングによってリラックス状態に入ることで、心身の緊張がほぐれます。ストレスホルモンの分泌が抑制され、心の安定や睡眠の質の向上につながるとされています。
  2. 痛みの軽減:ハンドヒーリングによって、痛みのある部位にエネルギーが送られることで、その部位の血行が改善し、筋肉の緊張が緩和されます。慢性的な痛みや身体の不調に対してハンドヒーリングは、症状の軽減や身体の回復を促すことがあります。
  3. 免疫力の向上:ハンドヒーリングは免疫系を刺激し、自然治癒力を高める働きがあります。エネルギーの流れが促進されることで、免疫系の活性化や体内のバランスが整い、病気や感染症への抵抗力が向上します。
  4. 心の癒しと精神的な安定:ハンドヒーリングは心の内側にも働きかけます。クライアントはリラックスし、安心感や幸福感を得ることができます。心の傷やトラウマの癒しにも効果があり、精神的な安定をもたらすと言われています。
  5. エネルギーのバランス調整:ハンドヒーリングは、エネルギーの流れやバランスを整える働きがあります。身体やオーラの中のブロックや滞りを解消し、エネルギーの均衡を取り戻すことで、身体の調和と健康を促進します。

ヒーリングセッションのイメージ

ハンドヒーリングのセッションでは、通常、クライアントは快適な服装で横たわり、目を閉じてリラックスします。ヒーラーは手を使って身体やオーラに触れたり、微妙なエネルギーの動きを感じ取ったりします。エネルギーは直接的に触れず、ヒーラーの手からクライアントの体に伝わります。
セッション中、クライアントは心地よい感覚や温かさを感じることがあります。また、セッション後には深いリラクゼーションや軽さを感じることが一般的です。セッションの効果は個人によって異なりますが、一部の人は即座に変化を感じることもあります。継続的なセッションを受けることで、より持続的な効果を得ることができる場合もあります。

信頼できるヒーラーやセラピストを選ぶことが大切

ハンドヒーリングは、代替療法の一つとして広く利用されています。ただし、ハンドヒーリングは医学的な診断や治療を代替するものではありません。重篤な病状や怪我に対しては、適切な医療機関や専門家の指導を受けることが重要です。また、ハンドヒーリングは個人間のエネルギーのやり取りが関与するため、ヒーラーの経験や技術も重要です。信頼できるヒーラーやセラピストを選ぶことが大切です。

ハンドヒーリングは、心身の健康やバランスを促進する有益な手法として広く認知されています。その効果は個人によって異なる場合がありますが、リラクゼーション、痛みの軽減、免疫力の向上、心の癒し、エネルギーのバランス調整などが報告されています。ハンドヒーリングを受ける際は、信頼できるヒーラーやセラピストとの相談を通じ、自身のニーズや目的に合ったセッションを受けることをおすすめします。

診断治療ではなく補完的なアプローチ

ハンドヒーリングは、補完医療や緩和ケアの一環としても活用されています。多くの病院やヘルスケア施設で、ハンドヒーリングのプログラムが提供されています。ただし、医学的な診断や治療の代替としてではなく、補完的なアプローチとして位置づけられています。
最後に、ハンドヒーリングは個人の経験や信念によっても異なる解釈や効果があることを理解しておくことが重要です。科学的な根拠や証明は限定的であり、効果には個人の信念や感受性が関与する可能性があります。自身の体験や感じ方を大切にしながら、ハンドヒーリングを探求してみてください。

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