神秘のパワースポット洞爺湖とアイヌの聖地 中島

更新日:2023-05-01

パワースポット

日本最大級のカルデラ湖、洞爺湖

洞爺湖は、北海道の南西部に位置する日本の最大級のカルデラ湖です。約12,000年前に起こった爆発的な火山噴火により形成されたとされ、周囲を美しい山々に囲まれた景勝地として知られています。
洞爺湖周辺はアイヌの聖地であり、彼らにとって「トヤマプニ」と呼ばれる重要な場所でした。彼らは湖を「トヤマコ」、湖に浮かぶ中島を「トヤマ・ウンコロ」と呼んでいました。また、アイヌ語で「洞爺(トウヤ)」は「沼地」という意味で、湖が形成された際に周辺地域が沼地化したために付けられた名前だとされています。また、湖畔には洞爺湖町アイヌ民族共生拠点施設「ウトゥラノ」があり、アイヌ文化や歴史に触れることができます。


湖に浮かぶアイヌの聖地、中島

湖に浮かぶ中島は、小さな島が集まって形成されたもので、湖の中央に位置しており、洞爺湖の象徴的な存在として知られています。湖の中央に浮かぶ中島は、大小の島が集まってできた景勝地で、洞爺湖を代表する観光スポットの一つであり、湖畔から眺める中島の美しい風景は、多くの人々を魅了しています。中島は、アイヌの聖地としても知られており、アイヌの神話や伝承にも登場します。アイヌによると、中島は、神々が集まって会議をした場所であり、湖の守り神である「ウンコロカムイ」が住む場所でもあります。
また、中島には「花火島」という愛称があります。毎年ロングランで長い期間、花火大会が開催され、湖畔から打ち上げられる花火が夜空を彩り、多くの観光客が訪れ賑わいを見せます。洞爺湖周辺には、湖畔の温泉街や中島、周囲の山々など、多くの自然と文化の魅力があります。

洞爺湖周辺の有珠山、昭和新山

洞爺湖、有珠山、昭和新山は、北海道南西部に位置する火山地帯にあります。これらの火山は古くから人々に親しまれると同時に畏怖を持たれる存在として、豊かな自然と景観、そして自然災害との共存の歴史を持っています。有珠山は、洞爺湖の東側に位置する活火山で標高733 mの山です。



有珠山(うすざん)は北海道南部にある活火山で、その形成は古く、約20,000年前から始まったとされています。しかし、有珠山は複数の噴火活動を繰り返しており、その形態や規模は時間とともに変化しています。過去の噴火活動によって、有珠山は現在の形状に形成されました。最近の噴火は、2000年9月に発生したもので、火山活動は依然として続いています。現在は、火山活動が落ち着いていますが、周辺地域では防災のための対策が進められています。



昭和新山は、有珠山の南西約10kmに位置する火山で、昭和18年(1943年)に突如として噴火し、火山新成地が形成されました。その後も噴火を繰り返し、周辺地域に大きな被害をもたらしました。現在は、噴火活動が落ち着いていますが、周辺地域では防災のための対策が続けられています。
これらの火山は自然災害に対する防災対策が必要な一方で、豊かな自然や景観を持つ地域でもあります。多くの人々が訪れ、その魅力に触れることができますが、自然と共存するために一人ひとりが地球環境や自然環境を大切にし、持続可能な社会を築くことが求められています。

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