水晶ピラミッド⁉ 百名山のひとつ 瑞牆山(みずがきやま)

更新日:2023-04-30

パワースポット

瑞牆山(みずがきやま)は、日本の奥秩父の山域の主脈の一つで旧須玉町域の最北部にあたり、日本百名山のひとつ。標高2,230メートルの山であり、人気のある登山コースとして知られています。以下では、瑞牆山の地質学的および観光地的魅力について詳しく説明します。

地質学的な魅力

瑞牆山は全山が黒雲母花崗岩で構成されており、尖峰をたくさん天空に突きあげたような独特の山容をしています。花崗岩は地球上で最も古い岩石の一つであ、2億5000万年以上前に形成されたとされています。花崗岩は深い地殻内部で長い時間をかけて冷却固化されたものであり、その成分や構造によって様々な種類が存在します。また、瑞牆山周辺には、縞状頁岩や片麻岩など、さまざまな地質学的な岩石が見られます。これらの岩石は地殻変動によって形成されたものであり、その地質学的な特徴から、地球の歴史を知る上で貴重な情報源となっています。地質学的な見地からは少し離れますが、一部には、この山は水晶でできている、自然のピラミッド的な役割がある、などという人もいます。


登山・観光地としての魅力

瑞牆山は登山家やハイカーの間で人気のある登山コースであり、日本を代表する名山の一つとしても知られています。以下に、その魅力を紹介します。

・眺望の良さ

瑞牆山からは周辺の広大な風景を眼下に望むことができ、お天気の良い日には山頂から富士山を望むことができます。

・登山ルートのバリエーション

瑞牆山には「瑞牆山荘からのルート」と「みずがき山自然公園からのルート」という2つの登山コースがあります。
「瑞牆山荘からのルート」は、登山初心者でも楽しめる入門用のルートで、ゆるやかな傾斜や平坦な道が多く、山の魅力を味わいながら進んでいけます。
「みずがき山自然公園からのルート」は、あまり知られていないルートですが、シャクナゲのトンネルや不動滝など見どころが多く自然を存分に楽しめるルートです。

・四季折々の自然美

瑞牆山周辺には、さまざまな自然が楽しめます。春には山桜や高山植物が咲き誇り、夏には清流や滝が涼しさを与え、秋には紅葉が美しく、冬には雪景色が広がります。


まとめ

瑞牆山は、日本の秩父山地西端に位置する山で、森林に覆われた山脈から突き出た白い花崗岩が特徴的な奇岩です。また初心者でも登りやすい山として知られており、危険な場所は少ないため安心して登ることができます。瑞牆山の山頂からは、金峰山や南アルプス、八ヶ岳連峰などの360度の大展望が楽しめます。

遠くから見るだけでも圧巻の景色ですが、登山をされる場合は、経験者同伴でグループで、経験者と同行するのが良いでしょう。安全第一が基本です。瑞牆山は、地質学的な魅力と観光地的な魅力が融合した、多くの人々に愛される山です。そのため、多くの人々にとって、瑞牆山は特別な場所であり、人生に残る思い出となることでしょう。

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