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「想いが現象を引き起こす」 という考え方は
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「想いが現象を引き起こす」 という考え方は

「想いが現象を引き起こす」

という考え方は

物理学の分野の「量子力学」から

 ヒントを得ています。


ここでは、この考え方が

 どのように生まれたのか、

そして量子力学とは

どういうものなのかを

 わかりやすく説明します。



量子力学は

とても小さいもの、例えば

原子や素粒子といった

目に見えないレベルでの

物質とエネルギーの振る舞いを

 研究する物理学の一分野です。


振る舞い=見えざる動き、です。


この学問は、

私たちの日常とはかなり異なる

驚くべき性質を持っています。


だから今までの常識的な理解からは

 ちょっと理解しにくいのですね。



量子力学では、粒子(例:電子)は

特定の場所に「存在する」のではなく、

ある場所に「存在する確率」を持っています。


これは「確率波」として

知られています。


つまり、電子がある場所に

存在する確率は高いですが

全く異なる場所にも

低い確率で「存在する可能性」が

あるのです。



量子力学の

もう一つの重要な特徴は、

観測者の役割です。


 粒子は観測されるまで、

いくつかの異なる状態の

「重ね合わせ」にあります。


難しくなってきました?(笑)


しかし、観測すると

粒子は一つの特定の状態に

「崩壊」します。


これを「波動関数の崩壊」と言います。



「想いが現象を引き起こす」とは?


「想いが現象を引き起こす」

という考えは、量子力学の

観測者効果から来ています。


つまり、観測者の意識や意図が

現実に影響を与える可能性が

あるということです。


しかし、これは量子力学の理論を

人間の意識や想いに

直接適用したものであって

科学的にはまだ証明されていません。



量子力学は、物質世界の

非常に基本的なレベルでの

振る舞いを説明しますが


それを人間の意識や想いに

 直接結びつけるのは難しいです。


 量子力学の現象は、

物理学者や哲学者に

多くの議論を提供し、

先進の時代に向けて

科学と哲学の架け橋となっています。


一方で、心理学や

精神医学の分野では、

ポジティブな思考が

健康や幸福に良い影響を与える

という研究があります。


このように、人の想いが

直接的、間接的に現実に

影響を与える可能性は

科学的にも探求されています。



量子力学を哲学や精神世界に

適用する際には

慎重な解釈が必要です。


科学的な理論を超越した解釈は

しばしば誤解や誇張に

つながることがあり、

科学的根拠に乏しい主張を

生むリスクがあり

賛否両論が巻き起こることも

しばしばです。



「想いが現象を引き起こす」

という考え方は

量子力学の複雑な理論を誤解したり

誇大解釈した結果を生じることがあります。


量子力学の理論は

原子や素粒子のレベルでの

振る舞いを説明するもので


これを人間の心理や意識に

直接適用するのは

 科学的には難しいものがあります。


一方で、科学の進歩は

精神と物質の関連について

新たな理解をもたらす

 可能性もあります。


現時点では、精神と物質が

どのように相互作用するかについては、

まだまだ多くの謎があります。



量子力学の原理は

日常生活で直接的に

経験することは少ないですが


この理論は現代の先進技術において

 重要な役割を果たしています。


たとえば半導体やレーザー技術など

私たちの生活に密接に関わる技術は

量子力学の原理に基づいています。



「想いが現象を引き起こす」

という考え方は、

量子力学の一部の解釈から

影響を受けたものですが、


この考えを科学的に証明するには

まだ多くの研究が必要です。


量子力学は物質世界の

基本的な法則を説明するもので、

その奥深い理論は簡単に

解釈できるものではありません。


しかし、この理論は

私たちの世界理解を深め、

新しい技術の発展に貢献しています。


また、人の想いが現実に

どのように影響するかについては

今後も科学的な探求が

 続けられるでしょう。



いずれにしても

見えないミクロの素粒子や

意識や心といった

物質を超えたところに


この宇宙の秘密

私たちの人生の秘密が

 隠されているのです。




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