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静寂の奥之院で空海と向かい合う時
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静寂の奥之院で空海と向かい合う時

高野山の青葉まつりが終わり

町はいつもの通り

普段の静けさを取り戻しました。 



平日になると人通りも少なく

そんな朝、私が向かうのは奥之院です。


いつもは深夜3時頃に寝るのですが

高野山に来た日は

お酒が入ってるわけでもないのに

強烈な眠気に襲われ

倒れるように午後9時に寝てしまい

午前3時に起きるという、逆転の生活。


この日は夢の中で

空海からの明確なメッセージがありました。


私がこれからなすべきことです。


*****


今から1200年近く前の835年。

3月21日午前4時虎の刻。


弘法大師空海は

自らの肉体をこの地にとどめ置き

仏の世界へと向かうべく

この地に入定しました。


「虚空尽き、衆生尽き

 涅槃尽きなば、我が願いも尽きなむ」


限りある肉体で頑張るよりも

永遠の命となり

世のため人のために尽くすべく

その思いで奥之院に入定されたのです。


自らそのような想いを持ち

永遠の禅定に入ることが

どれほどたやすいことでないかは

容易に想像がつきます。



果たして今の世に

空海と同じように壮大な思いを持って

生きることができる人いるでしょうか。


そう思うと空海の偉大さを

改めて感じます。


誰もが生きたまま

仏と繋がり仏となることができる

「即身成仏」


身・口・意の三密を極めることこそが

即身成仏へと繋がる

「三密加持」


そういった教えを残し

永遠の瞑想へと旅立ったのです。



いつもザワザワとそれなりに人がいる奥之院ですが

誰もいない奥之院が撮りたいな

と思っていたら


人の数が減り

ちょうど正面の橋の手前から

奥之院を見た時に

誰もいない静寂の奥之院を

撮ることができたのです。



この橋から先はカメラを持ち込んで

撮影することが出来ませんので

この場所が一番近く

奥の院そして弘法大師空海を

 感じることができる場所です。


いつも

空海のエネルギーを感じます。


暖かさを感じます。



大師は今も永遠の命として

私たちと共に歩き

同行二人を実践されているのです。


たまたま午前10時30分になったので

生身供(しょうじんぐ)

が始まりました。


タイミングもラッキーでした。



弘法大師が奥の院に入定されてから

現在まで1200年の間続けられている

空海に食事を届け供える儀式。


奥之院御廟で今も欠かさず

 1日2回行われています。


南無大師遍照金剛




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